宜興市は経済が発達している揚子江デルタ地区に位置し、江蘇省の南端、太湖の西岸、江蘇省浙江省安徽省の境に位置し、東の上海から180キロ、西の南京から135キロ、南の杭州から125キロ離れている。
宜興市は無錫に属する。全市の総面積は2,038平方キロメートル、人口106万、21の鎮、一つの国家級開発区、二つの省級開発区を管轄している。
宜興市は中国の有名な「陶器の都会」、「国家園林の都市」、「国家衛生の都市」、「国家環境保全模範の都市」です。いつも「環境保全の故郷」「教授の故郷」と言われ、江蘇省の重要な工業、観光都市であり、江蘇省浙江省安徽省の境にある重要な総合ビジネスサービスセンターである。江蘇省重点発展の三級I類中心都市に列している。また、宜興市は江南水郷で、きれいな景色を持っている。揚子江デルタには有名な山水都市、生態都市である。そして、人に対して、一番住みやすい都市のひとつである。
1.自然資源
気 候:宜興市は亜熱帯季節風気候に属しているので、年中温和湿潤、春夏秋冬、四季の巡りがはっきりしている。雨量、日照は十分である。年平均気温が16.7℃、年平均降雨量が1,109mm、年平均無霜期が240日以上、生長期が250日前後、農作物が年間2~3回収穫できる。
土地資源:100万ムー(1ムーが1/15ヘクタール)の耕地、60万ムーの山地があり、製造業の発展に適合する平地があるし、大量の農地、山坂もあり、多種の作物の栽培にも適する。
水 資 源:40万ムーの水域があり、域内の河川が密集し、縦横に流れている。灌漑、運輸は便利である。天然の水質は良いし、鉱化度が100~200mg/L、総鉱化度が1.5mg等量/L以内で、軟水に属し、PH値が6.5~7である。そして良質のミネラルウォーターの産出地は何ヶ所がある。
鉱物資源:鉱物は主に粘土鉱、磁土鉱、石灰石、大理石、ガラス用珪砂、太湖石等の鉱物が30種余りある。埋蔵量は豊富である。
生物資源:植物は主に竹、松、杉、銀杏等の844種があり、うちモウソウチクの面積は18万ムーで、江蘇省の主要なモウソウチクの産出地である。お茶の栽培面積は5.3万ムー、年間産出額が5,000トンあり、江蘇省の最大のお茶の産出地である。鳥類も百種以上、魚類が数十種類、野生珍奇哺乳動物が10数種類ある。
2.経済状況
宜興市は綜合経済実力が中国の県(市)の中に先頭に立っており、第5回全国県域経済基本競争力評価順位の中に上位9位であった。2005年に全市のGDPは363億元、一人当たりのGDPが4250米ドルに達した。
経済発展に従い、宜興市は逐次に電線ケーブル、化学繊維紡績、環境保全設備、精密化学工業、服装服飾、機械冶金、陶磁器等七つの支柱産業を形成し、機電、軽工業、新型材料、新型エネルギー資源等を含め、いろいろな分野を揃って、合理的な産業構造になっており、2005年、工業総生産高は903億元に達した。全市は千ムー以上の大型農業生産地70社あまりを持っているし、売上高が千万元超える農副産品加工企業45社、農副産品を取引する市場が13ヶ所ある。うち、八大種類約100種あまりの農副産品は外国へ輸出し、2005は、農業現価額総生産額が34億元に達した。優れた地理の原因で、全市は第三次産業が速いスピードで発展を進め、郵便通信業、消費財小売り貿易業、飲食業、不動産業、および社会サービス業など大幅の成長を保っていた。年間売上高は1億元超える市場が12社あり、年に302万の国内外からの観光客を接待した。2005年の市全体はサービス増加値が127億元の増加を実現した。今、宜興市の第一次、第二次、第三次産業の比率は4.5:60.5:35である。
宜興市のオープン型経済は中国に先頭に立っており、2005年末まで宜興市に批准された外商投資プロジェクトは累計1593件、契約ベースの外資額が累計33.5億米ドル、実行ベース外資額が16.8億米ドル。宜興市に進出している世界知名な企業はフランスの聖Gobain工業集団、アメリカのユナイテッドパワースチールグループ、オランダのアクゾノベル会社、フィンランドのケムウオーター会社、日本株式会社ブリヂストン、日本丸紅株式会社、日立機電株式会社、日本太平洋セメント株式会社、シンガポール太平船務公司、インドネシア鹽倉集団、香港恒隆集団、香港中華ガス公司、香港招商局集団、香港南順集団、香港華潤電力有限公司、中国光大国際有限公司、香港招商局集団、香港新世界友聯投資有限公司、台湾力覇集団、台湾台南企業等30数社ある。宜興市は江蘇省の重要な対外貿易輸出基地であり、輸出製品の生産企業が500社余り、輸出製品は紡績、化学工業医薬、軽工芸、陶磁器、五金冶金、機械電子、農副産品等7大類、1,000種類に近い、130の国と地区に輸出した。2005年宜興市の総進出額は10.4億米ドルに達し、うち、自営輸出額は8億米ドルであった。
3.科学技術実力
宜興市は中国科学技術先進県(市)である。2005年末まで宜興市に国家級ハイテク企業が33社、省級ハイテク企業が125社、各級各種の工程技術研究センターが16ヶ所。現在、各種科学技術開発機構は500ヶ所に近く、各種専門技術者が6.6万人を突破する。2005年に実施した科学研究項目179件、うち、中国国家級42件、省部級119件、各級科学技術成果賞を獲得したのが35件。2005年、宜興市の専売特許の申請案件は452件、うち、発明特許と実用新型特許が63%に達した。宜興市は中国国家タイマツ計画非金属材料産業基地と認められて、2005年、基地の年間売上高は303億元、中国科技部に中国全国先進特色産業基地と評価された。世界級ハイテク製品――燃料電池生産の投入に従い、国家級水素燃料電池生産基地も宜興市に設けられた。現在、全市のハイテク製品増加値は工業製品増加値での比重が37%に達した。
4.支柱産業
環境保護産業:宜興市は中国の有名な「環境保全の故郷」であり、環境保護の関連企業が1000社余りある。2005年宜興市工業の売上高は83億人民元に達し、既に水処理を主として、騒音、気体、儀表、固体、部品等の6大類、200シリーズ余り、2,000種余りの製品の生産基地になっており、研究開発、製造、工程、サービスを一体化にしている環境保護工業システムを形成していた。
電線ケーブル産業:宜興市の電線ケーブル産業は盛んに発展している。関連企業418社余り、産出量は全国生産総量の25%を占める。うち、二つの「中国銘柄産品」、八つの「江蘇省銘柄産品」と一つの「国家からの検査を免除する生産物」。2005年工業売上高132億元だ。製品が主に電力ケーブル、通信ケーブルと電気装備用電線ケーブルなどがあり、たくさんの銅材、ケーブル加工の関連企業があり、完備している産業構造になっている。
精密化学工業産業:宜興市は精密化学工業企業が650数社、2005年工業の売上高が145億元に達した。製品は化学工業分野の11大類1000種に近くの関連製品にかかわり、一部の特徴のある製品については、ある程度の規模と知名度を有し、例えば:捺染助剤、ゴムプラスチック助剤、表面活性剤、紡績助剤、表皮助剤、浄水剤などの特色助剤は全国に名を知られている。うち、ゴムプラスチック発泡剤、プラスチック抗酸素剤、紡糸油剤、アルコールアミン、エポキシ樹脂等は中国国内の先端技術製品に属し、製品の供給が需要に応じきれない。アルキド樹脂、丙エチレン樹脂、糠アルコール樹脂、尿素の醛の樹脂等の合成樹脂の生産量と品質は中国のナンバーワンである。民需ペンキ塗料の年間生産量は10万トンを超え、中国全体の8%を占めており、宜興市は既に中国の有名な「ペンキの故郷」になっている。
陶磁器産業:宜興市は7000年の製陶歴史があり、陶磁器企業が1,000社に近く、2005年の工業売上高が60億元に達した。製品は主に日用陶磁器、建築陶磁器、工芸美術陶磁器、工業陶磁器及び紫砂陶磁器5大類、2,000種余りある。うち無鉛ウラン下絵食器、耐摩擦耐腐食の工業陶磁器、美術陶磁器、ナノ陶磁器材料、陶磁器機械、紫砂工芸品等は中国国内外の市場に相当なシェアを獲得している。
紡績産業:紡績服装は宜興市の伝統産業であり、現在、紡績企業が932社あり、ここ数年間の技術改造と構造調整を経って、盛んに発展している。2005年の工業売上高が101億元に達した。既に化学繊維、綿紡績、毛紡績、アサ紡績、シルク、先染め、メリヤス、捺染、仕上げ、服装、不織布、紡績機械、紡績器具等種類を揃っている産業体系になった。
冶金産業:宜興市の冶金業はもう高速発展期に入った。市全体には980社あまりがあり、2005年の工業売上高は175元になった。鋼鉄、色づき、耐火、希土類元素からなっている冶金工業体系に形成した。
5.園区建設
宜興環境保護科学技術工業園:
1992年に中国国務院に批准され、中国に唯一の環境保護産業を主として発展する国家級ハイテク産業開発区――中国宜興環境保護科技工業園を設立された。これは中国国家科学技術部、中国国家環境保護総局の「共同管理と支持」単位である。園区の建設と管理は「中国21世紀議程優先発展計画」の中に入れている。2005年園区の「第二次創業」という企画はもう国家の検定に合格した。園区の計画面積は83平方キロメートル、工業、物流、金融などの三つの区域を設置している。園区は「一体両翼」(環境保護産業を主体として、ハイテク産業とオープン型経済を両翼とする)の発展方針を堅持し、十数年間の開発建設を経って、園区のインフラ施設が完備しつつあり、各種の事業は迅速に発展している。一部の環境保護とハイテクプロジェクトは園区に進出することによって、一つの科学工業貿易一体化の新型環境保護科学技術工業城は形成しつつあり、逐次に中国緑色産業の生産基地、中国国内外環境保護情報、技術、製品及び環境工程ワンセット、協力の窓口と輻射源、中国全国汚染処理設備、計器品質監督検査測定、専業技術育成訓練、製品交易センターと指定基地になっている。2005年まで、園区に進出した企業数は500社に達し、うち、科学技術企業は70%以上超えた。そして、アメリカ、日本、シンガポール、香港、台湾など30あまりの国家と地区と共同出資など、多種の形式で合作関係を設けた。成功にフィンランドのケムウオーター会社、日立機電株式会社、香港華潤電力有限公司、台湾力覇集団等の国際でも有名な大企業は成功に導入された。契約ベースの外資額が累計11億米ドル、実行ベース外資額が7億米ドル、環境保全産業の収入は50億元を突破した。
江蘇省宜興経済技術開発区:
宜興市の北の郊外にあり、園区の計画面積は56.7平方キロメートル、寧杭高速道路、錫宜高速道路と新長鉄道は工業区の西側を通し、蕪申(安徽蕪湖~上海)運河と錫溧漕河運河は区内にて交差しており、水運が非常に便利である。インフラは既に「九通一平」に達して、ワンセット施設が揃っておる。また、毎日給水能力3万トンの給水工場、11万キロワットの変電所、工程第一期終った後の汚水処理2.5万できる汚水処理工場、及び危険な固体廃品を処理するセンターなどがもう設けられた。そして、現在、園区に進出している企業は200社以上、総投資額は100億元以上、既に電子材料、紡績服装、軽工業、機電などの産業群を形成し、中国水素燃料電池基地も建設した。開発区の発展に従い、電子材料、新型エネルギー資源、機電一体化などのハイテク産業は重点発展の領域になっている。
江蘇省宜興陶磁産業園:
有名な陶磁器の産出地である宜興市丁蜀鎮の北の郊外にあり、開発面積は10.5平方キロメートル。インフラは既に「七通一平」に達した。園区の対外の交通は便利で、北は寧杭高速道路に接し、水路は揚子江のそれぞれの港へ通ることができる。陶都工業園は丁蜀鎮の豊富な陶磁器資源、良好な陶磁器産業基礎、たくさんの熟練技術者と知名な陶磁器都会というブランドのもとに、専門的に陶磁器と建築材料産業を発展している。園区を設立してから、園区に進出している会社は40社以上、特色がはっきりしている現代工業陶磁器、建築材料を重点発展の領域になっている。
6.交通条件
道 路:錫宜(無錫~宜興)高速道路は滬寧(上海~南京)高速道路に繋がり、寧杭(南京~杭州)高速道路は宜興を通り、また、寧杭(南京~杭州)滬宜(上海~宜興)一級道路は上海、南京、杭州などの大中都市に繋がっている。寧杭高速道路は宜興市は揚子江デルタの交通中枢となっている。
鉄 道:新長(江蘇省新沂~浙江省長興)鉄道は哈広(哈爾濱~広州)鉄道の重要な線区であり、これは既に竣工した。寧杭高速鉄道は計画中である。
水 路:市内は航路が多く、水運が便利で、航路等級が5~6級、100~300トンの船が年中通行できる。宜興の市街地に回って安徽蕪湖から上海までの蕪申運河は工事中、同運河の航路等級が4級であり、500トンの船舶は上海、張家口、南京それぞれの港へ通行できる。
空港:上海虹橋国際空港から180キロ離れている(全高速)上海浦東国際空港から230キロ離れている(全高速)南京禄口国際空港から120キロ離れている(全高速)杭州蕭山国際空港から130キロ離れている(全高速)常州空港から70キロ離れている (一部分高速) 無錫空港から70キロ離れている(全高速、香港への直行便がある)
空港物流:南京禄口国際空港に位置する南京空港物流センターは宜興市から高速バスで一時間かかり、年貨物取り扱い量は30万トンに達することができる。また、保税物流の空輸 速達便中心、公共物流サービスなどの施設を有する空港物流園区が建設している。
港湾:上海呉淞港から210キロ離れている(全高速)江蘇省張家港から120キロ離れている(全高速)江蘇省江陰港から100キロ離れている(全高速)
7.インフラ
給電:全市には三峡送電工程500KV変電所一ヶ所、220KVの変電所七ヶ所、110KVの変電所24ヶ所、35KVの変電所26ヶ所がある。各類の地方発電所七ヶ所があり、据付容量が63万キロワット、年発電量が34億キロワット。据付容量が100万キロワット、年発電量が15億キロワットの宜興銅官山水力発電所は建設している。建設した後、給電能力を大きく向上することができる。他に、据付容量が30万キロワットあまりの幾つかの発電所は建設中である。
給水:宜興市は水資源が豊富で十分給水できる。そして、既に立派である集源水、制水、排水という一体の水処理体系が形成した。現在全市には各類制水企業が30社あまりあり、年給水量が8000万トンあまりに達する。町の給水水源は横山ダム二類水である。既に汚水処理工場四ヶ所を建設し、日処理量は12.5万トンに達することができる。また、年内三ヶ所の汚水処理工場を建設するつもりで、その時は日処理量は12.5万トンに達することができる、基本的に完備な汚水処理循環を形成した。ガス供給:中国国家重点工程―西気東輸工程は宜興市を経由し、良質廉価の天然ガスを提供できる。日提供量は60万立方メートル。
通信:プログラム制御交換機の総容量は44.6万台があり、既にデジタルマイクロウェーブ通信、光ケーブル通信、インターネット、ブロードバンドネットワーク等の業務を開通した。
8. 人的資源
宜興市は長い歴史と深みがある人文文化を有する都市である。歴史上には「状元」4人(古い時代の国家試験に一等賞の獲得者)、「宰相」10人(古い時代の国家の経理大臣みたいな官職)、「進士」388人、全部宜興の出身だ。現在、国内外に活躍している専門技術人員8000人以上、中国科学院と中国工程院の専門家20名が宜興の出身だ。宜興市の人は昔から読書を尊び、徐悲鴻、周培源、蒋南翔等を代表としてたくさんの宜興出身の芸術、科学、文化、教育界の師匠は昔からの宜興人の傑出な知恵と優秀な資質をあらわしている。宜興市は中国教育先進県(市)であり、中国の県級市の中に率先して12年制義務教育を普及した。宜興市に各種学校は238ヶ所、うち大学1ヶ所、専門学校2ヶ所、高等学校中学校68ヶ所、2005年大学入学試験に合格率が85%に達した。
宜興市は中国全国職業教育先進県(市)であり、既に「注文書式」(学校と企業間の約束、学校から卒業後直接に企業に入って、学校に習ったことを生かす。)教育方式を採用する。現在、専門学校八校があり、在学の学生数は1.45万人、教師数は1000以上、そして53の専攻を開設した。うち、計算機と応用、電子通信技術、機電技術応用、機械製造とコントロールなど七つの専攻は江蘇省級中等職業教育の模範専攻である。市民の文化素質は普遍的に高く、毎年5,000名の大学、専門学校の卒業者が宜興市に帰って来る。人的資源は豊富であり、レベルも高い。企業での職員は大部分は宜興人で、もらった給料も周りの大都市よりひくい、また、忠誠心があり、転勤率は低い。
9.居住環境
宜興市は中国の有名な観光都市であり、「陶磁器の古都、お茶の産地、竹の海洋、洞窟の世界」等の自然と人文景観で世に名を知られ、「上海寧波杭州の後花園」と言われている。宜興市は市区緑化率は48%に達している。都市道路の緑化普及率は100%に達している。宜興市の人は純朴であり、社会治安は良いし、生活、娯楽、トレーニングジム、リゾート施設を揃えており、中国国内一流、敷地面積が9.6万平米の体育中心があるし、各級レベルのホテル、レストラン、リゾートが100軒以上、うち四つ星のホテルが2軒、五つ星のガーデンホテルが建設中。外商が当地での仕事、生活の便利を図るため、外人向けのグラブ、別荘を作っている共に、宜興市に各種医療機関は300ヶ所、専門的に外人に向けの病室、施設を有し、外人はもっと便利に治療を受けるために努力している。宜興市の商業は発達しており、うち宜興市人民路繁華街がたくさんの店を揃って、天潤發スーパー、楽購現代生活広場など国内知名の商業企業もう宜興に進出し、買い物とのんびりでリラックスできるところである。
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